GoogleWaveの便利な使い方を聞いてきた!!

5/12はGoogleWaveの便利な使い方を聞いてきたに行ってきました!!
初のGoogleオフィス訪問です!!
下記はそのメモ書きです。

pino0505さん:「Google Waveを使った事例紹介」

GeneXusでのシステム開発を行われている方です


システム:コミュニケーションツール
プラットフォーム:AWS
体制:3人
開発言語:GeneXus

ブレスト(打ち合わせ)

議事録の作成
Google Waveは打ち合わせメンバーが揃っていなくても、あとから再生(PlayBack)しながら話の時系列を追うことができる。
(打ち合わせ内容を掴みやすい)

仕様書作成

仕様書のメンテナンスに使う
加筆修正したい部分をリプライ機能を使って深掘りする
仕様書の最終型はGeneXusのドキュメンテーションオブジェクトに格納する

注)Google Waveにはエクスポート機能が無い為、手動で行っているそうです。

技術的な質問

作業者とスペシャリストの距離が物理的に離れているため。
質問内容を時系列に表示しないといけなかったため
(ただし問い合わせ内容の一覧管理は別途必要
一覧管理にはRedMine,Google SreadSheet等を使って管理している。

気付いたこと

Skypeなど離れた場所にいるメンバーが同じドキュメントに書き込みできること
今まで難しいと思っていたコミュニケーションの壁が少し取り除かれた。



Google Waveは少人数かつ離れた場所で開発するシステムに向いている。



id:Seasonsさん:「仕事においてGoogle Waveを使った際のお話」

PS2とかiPhoneアプリ開発されている方です。
Seasonsさんは先日そのまま使えるiPhoneアプリプログラムという本を執筆されたそうです!!

Google Waveとは

・リアルタイムブレストツール
・メールとチャットの中間
・ログそのものがドキュメント

ショートカット

・Space | Space+shift:未読処理
・Shift+Enter:編集終了
・Ctrl+E:編集開始
・Ctrl+ENTER:選択したメッセージに返信(Resをつけるとメッセージを折りたためる)
・Enter:新規メセージ

GoogleWaveのツール

Mac:WaveBoard.app
Adobe Air:Waver

通知機能でGoogleWaveはもっと便利になる。

Mac:WaveBoard.appの通知機能を使う
Win,Mac:Unofficial Google Wave Notifierを使う


「GoogleWaveに運用ルールはない!書いてみて模索する!」

footaさん:「Google Waveを研究員で使ってみた話」

某仕分け人による事業仕分けで話題になった研究員さん、スパコンの方です。

導入編

日常で大量のメールに参っている
重要なメールが埋もれてしまう
そこで「Google Wave」を導入する!!


研究員は独立心が強く、自分が納得がいくツールじゃないと使わない
一度ダメと判断したツールは二度と使わない。
そして研究員はGoogle Waveを知らなかった
まず新しい技術に抵抗がない人に使ってもらい様子を見る

機を見る

あるミーティングのサービスメールを決める機会が訪れた。
なんど催促してもみんなから返信がない。


そこで「Google Wave」を使う!
しかし第一印象は最悪・・・

とにかく使ってもらう!!

積極的に案をあげる
読みやすいレイアウトで書く
誰かに質問を投げかける
些細なことでも書き込んでみる

注意すべきこと

最初に沢山のことを教えない
(難しいという印象を持たれる)
必要なことは教える
新規作成、メンバー追加、リプライ、編集、アーカイブ、削除

使いながら手本を見せる
ガジェットの追加、文字の加工、リストの使い方など
ポップアップ通知は意外と重要


Google Waveの利点

一箇所に議論の流れをまとめることが出来る
チャットやメールでは難しいこと

様々なガジェット
全員が同じ情報を漏れ無く共有
時間や場所に拘束されない


Google Waveを使わざるを得ない状況にする!!


自分の連絡はWaveで知らせる

メールにWaveのリンクを貼り付ける

継続して使ってもらうことは重要


ひとつのWaveが長くなりすぎないようにする
長くなるようであれば分割する
具体的なタイトルにする

EverNote

EverNoteにリンクを貼って情報をまとめる

最初が肝心

気を見てWaveに書き込む
必要なことは簡潔に教える

インボックス

インボックス内は自分の把握できる範囲にする
アーカイブにしまう)

id:faith_and_braveさん:

(C++標準化委員会の方)

経緯

今まではWindows live Messengerを使っていた
集まる時間の調整、議論がなかなか進まない
打ち合わせに出られないメンバーが置いてきぼり


Google Wave」の利点は発言の一つ一つにあとから返信できる
ファイルも簡単にアップロードできる

問題点

・発言の一つひとつにユニークなIDをふれない
解決策:発言にIDをつける(拡張でIDを付けることも可能らしいです)


・日本語入力がしにくい
発言数が200ぐらいになると途中で確定されてしまう
適度に新しいWaveを立てる。


・メンバーの誘い忘れ
いまの所良い解決方法が見つかっていない・・・


感想

Google Waveは去年Sandbox版、Preview版のアカウントをもらったものの満足に使えていませんでした・・・。
今回実際に業務で使われた話を聞いて、Google Waveは使いこなしたらもっと便利に、そして作業効率が上がるものと感じました。
今後は積極的に使っていきたいと思いますっ!!